オーディオ機器
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エジソン蝋管蓄音器standard (1911)
1908年に発売された蝋管式蓄音機「モデルD」。ゼンマイで駆動する。円筒状の蝋管(材質はワックスと呼ばれた硬質樹脂)上に刻まれた音波の情報をサファイアの針でなぞり針に取付けた振動板を振動させて再生する。音波の情報は細い溝に縦方向の凹凸として記録されている。 -
エジソンジェムC型 Edison GEM PhonographC(1908)
2分蝋管レコード用エジソン蓄音器。GEMは1988年から1912年頃まで販売されたゼンマイで駆動される小型の機種で、7機種ある。C型はゼンマイの巻上げがクランク式、リプロデューサーはC型、ボディは鋼鉄製。寸法:250x200x165(mm)。ホーンは長さ260mmm、口径は100mm。 -
卓上蓄音器 Grafonola No.104 Columbia(1935年頃)
78回転SP盤を再生するための蓄音器である.これは全機械式で,手巻きぜんまい式のターンテーブル,金属製振動板をもつサウンドボックスからなる.振動板からはホーンを経て全面に音が出る仕組みで,複数の人が十分な音量で音楽を楽しむことができる.寸法:44×33×40(cm). -
電気蓄音器 CAPEHART 406E THE CAPEHART CORPORATION 1937年頃
米国製電気蓄音機。オートチェンジャーつきSPプレーヤー、チューナー、高音用アンプ、低音用アンプ、低音用と高音用の2台の大型スピーカー で構成されている。 -
電気蓄音器 ナナオラ97型 七欧無線電気商会 1937年頃
オートチェンジャー付日本製電気蓄音機。内蔵のラジオは1937年頃に発売された遠距離用高級セット、7球式ナナオラ97型の回路(シャーシ)をそのまま使っている。受信周波数:550-1500kHz。真空管は58-58-56-58-2A6-2A5-280。 オートチェンジャーはターンテーブルの左にあるソースから1枚ずつレコードを取り出し、両面を再生したのち右側のシンクに入れる。寸法:71×130×51.5(cm)。 -
LPプレーヤー Dual 1219 United Audio(1971年頃)
筐体が15"×12"以内に収まるフル・サイズのオートマティック・プロフェッショナル・レコードプレヤー.重さ7 lb.のターンテーブルは強力なシンクロナス・モーターにより半回転以内で定速度に達する.トーンアームは長さ8-3/4"あり,トラッキング・エラーを事実上除去している.アンティスケイティング・コントロールを備え,円形針と楕円針の両方に対処できる.0.25gramの軽針圧まで使用可能. -
プレイヤーシステムテクニクスダイレクトドライブ SL-1301 松下電器産業(1979年頃)
水晶振動子の発振を基準にした位相制御を用いたブラシレスDCモーターによる フルオートマティックレコードプレイヤー.
ターンテーブルは33cmアルミダイカスト製で重量2.2kg.回転数は33-1/3及び45rpm.
回転数偏差は±0.002%以内,ワウ・フラッターは0.025%wrms,SN比は78dB.
トーンアームはユニバーサルS字型スタティックバランスジンバルサスペンション方式. 回転軸感度(水平・垂直初動感度)は7mg,針圧調整範囲は0~3g.
製品に標準搭載のカートリッジはMM型であったが,現在はMC型のDENON DL-103が装着されている. -
ワイヤーレコーダー IC/VRW-7 CBS-COLUMBIA(194x)
1940年代に製造され、米軍が使用していた磁気録音機と記録用鋼鉄線。ワイヤーレコーダーは1898年にデンマークのポールセンが発明した最初の磁気録音機で、鋼鉄線に音の信号を記録する。1920年代に真空管を使って実用化され、1940年代まで使用された。この間に、交流バイアス、交流消去、リングヘッドなどの磁気記録の基本技術が開発された。その後、磁気テープの出現とともに姿を消した。 -
テープコーダー M-4 ソニー(1954)
東京通信工業、現在のソニー、が製作した携帯用のテープレコーダーで、街頭録音などで活躍した。新聞の4こま漫画のM-4を使った主人公の名前に因んでデンスケと呼ばれた。寸法は幅380mm、高さ165mm、奥行160mm、重さ8.5kg。動力は手巻きゼンマイによるスプリングモーターで録音時間は約4分、回路の電源は1.5Vの乾電池と67.5Vの積層電池である。 -
Three Head Stereo Tapecorder TC-6360 ソニー(1960年代後半)
3ヘッド,録音/再生プリアンプ内蔵のオープンリール・ステレオテープデッキである.ワンモーター駆動方式ではあったが,テンションレギュレータを採用して巻き始め・巻き終りのテンションを自動的にコントロールして安定走行とワウ・フラッタの少ない録音再生を可能とした. -
4トラック・ステレオ 3ヘッド・デッキ TC-263D ソニー株式会社(1960年代)
オープンリール4トラックステレオテープを聞くためのエコノミカルなテープコーダー. テーププレーヤーとして,手持ちのプりメインアンプのテープヘッド端子に接続するだけで,テープ独特の繊細で冴えた音が楽しめた.再生用のプりアンプは発売されなかったが,専用の録音アンプSRA-3が同時発売された.駆動モーターはひとつしかないが,消去・録音・再生にそれぞれ専用の4トラックステレオヘッドを有し,プロ用機と同様,録音時の 再生モニターができた.
トラック形式は4トラック,2チャンネル.テープ速度は19cm/s,9.5cm/sの2速度.最大録音可能時間は19cm/sのとき片側45分,往復1.5時間.
1モーターによるオール・アイドラー・システムとしては最高の性能を誇り,ワウ・フラッタは19cm/sのとき0.17%RMS以内,9.5cmのとき0.25%以内であった. -
Stereo Casette-Corder TC-2850SD ソニー(1973年)
業務用ポータブルテープレコーダーの代名詞となった「デンスケ」の愛称を受け継ぐ,カセットデンスケ1号機.可搬型でありながら据置型に匹敵する性能を有し,生録ブームの火付け役となった.発売時の価格は52,800円. -
Stereo Tapecorder TC-5550-2 ソニー(1975)
2トラック2チャンネルのポータブルステレオオープンリールテープコーダー,いわゆる"オープンデンスケ"です. テープスピードは19cm/sと9.5cm/s,ヘッドは消去1,録音1,再生1,計3ヘッド.モーターはD.D.サーボモーター×1でワウ・フラッターは0.05%wrms(19cm/s).電源はAC100V(付属ACパック),乾電池(単1×8),カーバッテリー,充電式電池の4通りが利用できました. -
ウォークマン TPS-L2 ソニー(1979)
ソニーが1979年に発売しベストセラータなった再生専用のオーディオカセットプレーヤー。イヤフォン専用で小型軽量化されポケットや鞄に入りどこでも音楽を楽しむことができるため、若者を中心に爆発的に広がりウォークマン現象とも呼ばれ、類似の小型カセットプレーヤー各社から発売された。その後コンパクトディスク(CD)が現れると、ソニーは再生専用のディスクマンを発売した。寸法:9×3×13.5(cm)。 -
ICレコーダー Handy Recorder H2 株式会社 ズーム(2010)
2組の内蔵ステレオマイクによりフロント/リア両サイドのステレオ収音が可能なリニヤ レコーダーである.24bit/96kHzまでのリニアPCMレコーディング(WAV形式)とMP3ダイレク トレコーディングに 対応している. 記憶媒体としてSDメモリカードを用い,6GBのSDHC カードを使用すれば,6bit/44.1kHzのWAV形式で約24時間,128kbpsのMP3形式では約280 時間のステレオ録音が行える.本体だけでノーマライズやファイル分割,MP3形式への変 換などのファイル編集が行え,USB接続のSDカードリーダーとしても利用可能である. -
ステレオ プリメインアンプ W-41型 トリオ株式会社(1960年代)
真空管によるステレオ プリメイン・アンプ.12AX7(5本),6BQ5(4本),シリコン・ダイオード(2個)等,計9球2石からなる.最大出力 20W×2,無歪出力 18W×2.入出力端子 MAG,TAPE PLAY,TAPE REC.利得 MAG:1.7mV,TAPEHD:1.7mV,AUX・TUNER・TAPE PLAY:110mV. 周波数特性 20~20,000Hz(出力 500mV,0.5dB以内).プリメインアンプがトランジスタ化される前の日本の代表的なオーディオ・アンプのひとつである. -
Digital Audio Taperecorder RX-X5 シャープ(1980年代初期)
DAT懇談会仕様カセットテープ用の初期のテープデッキ。回転ヘッド式ヘリカルスキャン、水平フロントローディング方式、録音再生周波数は5-22.000Hz、歪率0.005%、S/N比92dB、ダイナミックレンジ90dB。ワウとフラッターは水晶発振子の精度できまる。アナログ入力:300mV、アナログ出力:最大2V、早送り、巻き戻し時間:60秒、寸法:330X80X316(mm)、重量:5.9kg、消費電力27W。 -
Digital Audio Disk Player L-03DP ケンウッド
1982年頃に発売された初期のCDプレーヤー。寸法:44×14.2×34(cm)。
CDは直径12cmのプラスチックの円盤で、プレーヤーはこの上に記録されたディジタル形式の音楽情報をレーザービームによって読み取る。主要な性能は以下のとおり。
量子化ビット数: 16 bit 直線, 連続再生時間: 60分(最大74分), 寸法: 直径12cm 厚さ1.2mm, トラックピッチ: 1.6 ミクロン。 -
COMPACT DISC PLAYER CDP-XA7ES SONY(1994)
初めて光学系固定式メカニズムを採用した,発売当時ソニーESシリーズの最上級機種です. 普通のCDプレーヤーは信号を読み取るレンズが外側に向かって動くのに対し,このプレーヤーではレンズのほうは静止し(光学系固定式)CDの駆動部のほうが動きます.駆動部を安定させるために,再生時にはCDの上にに重い分銅(スタビライザー)を置きます.
アナログ出力はXLR×1,RCA×2(固定,可変×各1).デジタル出力は同軸(RCA)×1,光(TOS)×1.
スピーカー
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スピーカー Loud Speaking Telephone 518-W Western Electric(1919年)
米国製電磁型(magnetic)ホーンスピーカー。ウェスターンエレクトリック社の初期の増幅器 PA-7 の出力に使用された。 駆動方式は平衡接極子型(balanced armature)。アーマチュアの運動を連結棒を通じてアルミニューム製の振動板に伝え、生成された音をホーンを通じて出力する。この駆動方式はその後大型のコーンを使う直接放射型のWE540-AWなどに使われ、音質がさらに改良された。 -
スピーカー Loud Speaking Telephone 10D Western Electric(1920年頃)
米国製電磁型(magnetic)ホーンスピーカー。駆動方式は平衡接極子型(balanced armature)。518-Wに112-A型入力トランスを付加した改良型。7A増幅器につないで使用するときは、112-Aをはずす。寸法:高さ約2.5フィート、ホーンの口径14インチ。 -
ホーンスピーカー RADIO MAGNAVOX R-3C The MAGNAVOX Co.(1921年)
米国マグナヴォックス社がラジオ受信機用に開発したホーンスピーカー。駆動機構はムービングコイル型。大きな音を出すことを示すため名前をマグナヴォックスとし、ホーンの開口部にライオンが吼える絵が描かれている。ホーンの形は1919年に発表されたエクスポネンシャル・ホーンの成果を取り入れている。
信号の入力端子と駆動機構の間にインピーダンス整合用トランスが、逆側に電磁石の励磁電流の入力端子が見える。 -
スピーカー Loud Speaking Telephone 540-AW(1924年)
初期のラジオ受信機に使用された米国製マグネティック(電磁型)直接放射型46cm(18インチ)2重コーンスピーカー。その外形から「陣笠」とも呼ばれる。駆動方式は、馬蹄形永久磁石を使った平衡接極子型(バランスド・アーマチュア型:balanced armature)。入力インピーダンスは4k。540-AWは1926年に直径が60cm(24インチ)の560-AWが発売されるまで生産された。 -
スピーカー Loud Speaking Telephone 540-AW Western Electric(1924年)
初期のラジオ受信機に使用された米国製マグネティック(電磁型)スピーカー。 -
スピーカー Loud Speaker RCA 103 RCA(1927年)
米国製マグネティックコーンスピーカー。正面は8角形の木枠に花柄の布を張った家具調のつくりになっている。このミュージアムでは、RCA Radiola 60 (スーパーヘテロダイン)のスピーカーとして使用している。価格:$37.50。寸法:338×375×175(mm)。 -
後面開放方式 スピーカーシステム YAMAHA NS-20 日本楽器(1967年)
3ウェイ3スピーカー、後面開放方式スピーカーシステム。再生周波数帯域:50Hz-18,000kHz、使用ユニット:低域NS型JA-5002、中域 20cm コーン型JA-2053、高域 5cm ホーン型 A-0503。クロスオーバー周波数:200Hz、8000Hz。最大入力:20W、インピーダンス:8Ω。板厚:バッフル面 15mm、上下左右 12mm。寸法:620×855×307(mm)、重量:23kg。価格:\48,000(1台)。 -
スピーカー Turnberry TANNOY
1998年に発売された英国製スピーカーシステム。25cm(10インチ)同軸2ウェイスピーカー使用。バスレフ。能率:93dB/W/m。インピーダンス:8Ω。周波数特性:34Hz-25kHz。クロスオーバー周波数:1.3kHz。内容積:100リットル。寸法:456x950x336(mm)。重量:30kg。価格:\290,000。 -
スピーカー YAMAHA NS-1000X 日本楽器
1984年にヤマハが発売した同社の名機のひとつです. 30cm径ピュアカーボンファイバーコーン・ウーファ,8.8cm径 ベリリウムドーム型スコー カ,3.0cm径 ベリリウムドーム型ツイータ からなる 3ウェイ密閉型スピーカーシステム. クロスオーバー周波数は500および6kHz(12dB/oct),再生周波数帯域は39Hz~20kHz, インピーダンス 6Ω,許容入力 100W,出力音圧レベル 90dB/W/m,重量 42kg,価格は 175,000円でした. -
スピーカー YAMAHA NS-10M PRO 日本楽器
2ウェイ2スピーカー、密閉型ブックシェルフ型モニタースピーカーシステム。再生周波数帯:60Hz-20kHz、使用ユニット:低域 18cmコーン型、高域 3.5cm ドーム型。クロスオーバー周波数:2kHz。許容入力:60W、インピーダンス:8Ω。板厚:バッフル面 15mm、上下左右 12mm。寸法:215×382×199(mm)、重量:6kg。大型スピーカーターミナルを採用。価格:\55,000(2台1組)。スピーカースタンド:\35,000(2台1組)。 -
スピーカー Celestion DITTON 5 Celestion
英国製パッシブコーン方式小型スピーカーシステム。周波数特性:30-15,000Hz、クロスオーバー:2,500Hz。入力インピーダンス:4-8Ω。使用ユニット:(写真上より)3.3cmTweeter(2.5kHz)、20cm Woofer(30Hz-2.5kHz)、20cm ABR(バスラジエーター 30Hz-60Hz)。許容入力:30W(peak)。寸法:W240×H530×D230(mm)。重量:9.2kg。価格:43,000円。
レコードピックアップ
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MM型カートリッジ SUPER-TRACK cartridge V15 type II SHURE BROTHERS,INC. 1966年
製品名:SUPER-TRACK cartridge
型式:V15 type II
製造会社:SHURE BROTHERS,INC.
製造年:1966 -
MC型カートリッジ DENON STEREO CARTRIDGE DL-103 日本コロンビア株式会社
製品名:DENON STEREO CARTRIDGE
型式:DL-103
製造会社:日本コロンビア株式会社 -
VM型カートリッジ AT-35X 株式会社オーディオテクニカ 1967年
製品名:VM型 STEREO CARTRIDGE
型式:AT-35X
製造会社:株式会社オーディオテクニカ
製造年:1966
オーディオメディア
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エジソン円筒形レコード Edison Records 1900年代
1900年代に販売されたエジソン円筒型レコード。曲は円筒上の螺旋状の溝に録音されている。音の強弱は縦方向、すなわち、溝の深さによって記録される。寸法は長さ10cm、直径5cm。記録時間は、Gold Moulded Records が2分、Blue Amberol Records が4分。
1877年にエジソンはレコード(phonograph)を発明、1888年に長さ10cm 直径5cm 再生時間2分の蝋管レコードを製作発売し、これが業界標準となった。回転数は、毎分125回転であったが、1897年には144回転、1902年発売のGold Moulded Recordでは160回転となった。このとき、材質には改良された硬質の蝋が使われ耐久性は数百倍になった。 1908年発売のAmberolでは、溝の幅を縮め再生時間が4分になり、1912年発売の、セルロイドに似たプラスチックを使ったBlue Amberol Recordsではさらに耐久性が改良された。 -
SPレコード
SPレコード(standard playing record)は、直径25cmあるいは30cmの円盤上に音楽情報をアナログ形式で記録してある。記録は外側から内側に向かってらせん状に行われ、レコードを毎分78回の速さで回転させて読み取る。演奏時間は3分(25cm)あるいは4.5分(30cm)。 SPレコードは1887年にベルリナーによって発明された。録音は横振動方式で、溝は1インチあたり98-120本。音域は50-8000Hzといわれている。 -
LPレコード
LPレコード(long playing record)は、直径30cmのプラスチックの円盤上に音楽情報をアナログ形式で記録してある。LPレコードはSPレコードの演奏時間を長くすることを目標に1944年から1949年にかけて開発が行われて完成した。回転数は毎分33 1/3回、演奏時間は30分。最初はモノラルであったが1957年にステレオ方式が発明された。溝の間隔は音の大きさによって変わるが、1インチに200-300本。音域は30-15000Hzといわれている。 -
ディジタルオーディオテープ(DAT)
DATはディジタル形式で音声データなどを記録する小型のカセット磁気テープ。現在のシステムは1980年代に市販され始めたもので、回転ヘッドヘリカルスキャン方式によって記録する。標本化周波数:48kHz(記録再生)、44.1kHz(録音済みテープ)。量子化ビット数:16(直線)。テープ速度:毎秒8.1650mm。記録密度:1mmあたり2.44キロビット。トラックピッチ:13.591ミクロン。録音時間120分。寸法:73X54X10.5(mm)。 -
コンパクトディスク(CD)
CDは直径12cm、厚さ1.2mmのプラスチック製の円盤で、音楽を記録する。プレーヤーはこの上に記録されたディジタル形式の情報をレーザービームによって読みとりアナログ形式に変換して演奏する。標本化周波数:44.1kHz、量子化ビット数:16ビット、連続再生時間:最大74分、トラックピッチ:1.6ミクロン。CDはソニーとフィリップスが共同開発し、1980年6月にディジタルオーディオ懇談会に提案され、1982年10月に最初の商品が発売された。 -
ミニディスク(MD)
MDは直径6.4cmのプラスチックの円盤で、音楽情報などをディジタル信号の形で記録する。このとき、情報量を5分の1に圧縮するので音質はCDに劣る。プレーヤーはレーザービームによって情報を読み、もとの長さの信号にして演奏する。MDは1991年5月にソニーが提案し1992年9月に規格が決まった。標本化周波数:44.1kHz、連続再生時間:最大74分、トラックピッチ1.6ミクロン。ディスクの直径:6.4cm、厚さ1.2mm。68X72X5(mm)のカートリッジに収められている。