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超並列コンピューター nCUBE
- 製品名
- nCUBE
- 型式
- 製造会社
- nCUBE
- 製造年
- 1992
- 説明文
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米国製、最初期の超並列コンピューター(Massively Parallel Computer)。超並列コンピューターは独立した多数のコンピューターを通信路で結合した超大型の分散記憶型コンピューターであって、1980年代から研究開発が行われ、現在のスーパーコンピューターはすべてこの型のものといえる。
nCUBEでは、構成するコンピューターのモジュールはハイパーキューブの形で結合される。 最初のnCUBE 10は1985年に発売されたが、32ビットのALUと64ビットのFPUを備えたnCUBE社設計のCPUと128kBの記憶装置で構成されるモジュールを最大1024台結合できる。そして 1989年に発売されたnCUBE 2ではCPUのクロックは25MHz、記憶装置の最大容量は16MBとなった。
1995年に発売されたnCUBE-3では、モジュールを構成するCPUのクロックは50MHzになり、16kBの命令キャッシュとデータキャッシュを備え仮想記憶の機能を備えている。さらにモジュールの通信路は16組用意され、65536モジュールの並列コンピューターを実現できるようになった。