エジソン円筒形レコード
- 製品名
- Edison Gold Moulded Record
Blue Amberol Record
- 型式
- 製造会社
- Edison Records
- 製造年
- 1900年代
- 説明文
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1900年代に販売されたエジソン円筒型レコード。曲は円筒上の螺旋状の溝に録音されている。音の強弱は縦方向、すなわち、溝の深さによって記録される。寸法は長さ10cm、直径5cm。記録時間は、Gold Moulded Records が2分、Blue Amberol Records が4分。
1877年にエジソンはレコード(phonograph)を発明、1888年に長さ10cm 直径5cm 再生時間2分の蝋管レコードを製作発売し、これが業界標準となった。回転数は、毎分125回転であったが、1897年には144回転、1902年発売のGold Moulded Recordでは160回転となった。このとき、材質には改良された硬質の蝋が使われ耐久性は数百倍になった。 1908年発売のAmberolでは、溝の幅を縮め再生時間が4分になり、1912年発売の、セルロイドに似たプラスチックを使ったBlue Amberol Recordsではさらに耐久性が改良された。