テスラコイル
- 製品名
- テスラコイル
- 型式
- 製造会社
- 東京無線電信電話製作所
- 製造年
- 1920年
- 説明文
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真空管実用期以前の初期の無線送信機に使われた同調コイル。巨大な空気コンデンサーと共振回路を構成し、瞬滅火花式放電電極とともに発振装置に使用される。幅1インチの銅帯を渦巻状に巻き、木枠の溝に嵌め込んで保持している。大理石製の前面パネルのハンドルを回転してコイル状の摺動子を移動するとコイルのインダクタンスが変化する。3キロステラと本体木部に彫り込みがあるので、その程度の電力の送信が可能とされていたようである。