瞬滅火花式放電電極
- 製品名
- 瞬滅火花式放電電極
- 型式
- 製造会社
- 安中電機製作所
- 製造年
- 1921年
- 説明文
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真空管実用化以前の初期の無線送信装置の発振装置。12組の電極(直径50ミリ、板厚5ミリ、銀製)で構成されている。それぞれ厚さ0.1ミリの雲母板のリングで絶縁されている。感応コイルあるいは高周波電機による高圧出力を印加して強力な放電を起こし、テスラコイルと空気蓄電器により所要の周波数に同調させた電波を送信する。電気通信大学の前身校「電信協会管理無線電信講習所」で大正10年に開局した実験無線局(J2JD)で使用された。